山小屋の1日

私のいた山小屋は長野県の人里から2時間程歩いた場所。

スーパーは片道2時間半、病院ももちろんない。

しかし、俗に言う『山小屋』よりとても快適でホテルのようなところ。

山小屋の一日はとても早いと思うが、私の勤務開始は朝6時(たぶん遅い方)

大きい場所だったので担当わけされており、私はフロント・売店担当。

まず制服に着替えて6時にキッチンへ

おはようございます〜の挨拶をしてお客さん達の朝食を見守りチェックアウトでお見送り。

ひと段落したらキッチン担当の人がご飯だよーって呼びにきてくれて交代で朝ごはん。これが戦場。

まず、ご飯を食べる→お皿洗う→歯磨き・動きやすい服に着替え ここまで20分というルールがある。

ご飯はとっても美味しい。お残しは許されない。

朝から焼き魚などが出てきたら最悪。とにかく時間がない。骨などちんたらとってる暇はない。

狭い寮で歯ブラシを咥えた同期とぶつかりながら必死で準備。

なんで、あんなに急いでいたのか未だに謎である。

お客さんが全員チェックアウトしたら、みんな一斉に掃除。

女将さんは掃除にめちゃくちゃ厳しい。

はたきで埃を落として、掃除機して、拭き掃除、天井の蜘蛛の巣とり

売店はずっと開いてるからお客さんがきたら対応する。

グッズが可愛くて有名だったのでまあまあお客さんくる。値段は暗記。レジは手動。建物のいたるところにお花が生けてあるのでその水換えも。

お昼には掃除がひと段落するのでお昼ご飯、そこから1時間くらい休憩?やったかな?

部屋(半個室)でお昼寝したり、川で寝たりヨーグルト食べたりしてた。

お昼からは宿泊のお客さんのチェックインが始まる。

まずお香を焚いて、暖炉に火をつける。

そしてフロントに立ってお客さんを出迎え、受付をして宿泊費の支払いや館内の案内をする。

連泊するお客さんも少なくなく何十万のお金の扱いに手が震える。自動精算機なんてない(今はあるのかな…)

その合間喫茶やキッチンが忙しくなってきたら派遣されて手伝っていたが、キッチンは何故かいつもピリピリしており正直行きたくない。福神漬けの位置が違うと怒られる。知らんがな。

暇なときと忙しいときの差が激しかった。暇でも立ってないとダメなのが本当にホテルっぽかった。

私の山小屋のイメージでは、暇やったらみんなでウクレレ弾いて歌ったりのんびりしてるのかと思った。

キャンプ場もあるのでテン泊の人の受付もした。

テント泊の人は夜喫茶でカレーがテイクアウトできるのだが、取りに来るのを忘れる人がいて暗闇の中テン場にいき、『カレーお待ちのお客さま〜〜!!!!』って叫んでた。

ペグに引っかかってこけたりする。

テン場は朝人より猿が多い時があるので声出しながら追い払うのもしてた。

後は夜ご飯のアナウンスの時に間違えてクラシックを爆音で流してしまって社長にめっちゃ怒られたりした。

なんか忙したかったはずだがあんまり思い出せない。

夜は宿泊者数によってご飯の時間が1回2回3回と分かれたりして、今日3回戦最悪や〜など同期と話したりする。

お客さんの夜ご飯を見守り、ひと段落して20時ごろ夜ご飯。

賄いが最高に美味しくて毎日日記でメニューをメモしてた。

ご飯のおかわりも自由なのでたらふく食べる。たまにイワナの塩焼きの残りももらったりして最高。

そして片付け。ここが1番嫌いなところ。なぜかピリついている。

中学の部活の先輩みたいな謎の重圧。見て覚えろみたいな圧。昨日と同じことしててもあかんやん?と怒られる我ら同期。別にみんなで和気あいあいと片付けたらよくない????普段好きな面白い先輩も何故かピリついている。謎である。

そしてそこからみんなでお風呂。

洗い場が足りないし、ドライヤーも2個しかないので譲り合い。

星見ながら歯磨きして、クマが出るから夜は行くなと言われているテン場に星を撮りに行ったりした。

そしてやっと22時前にひとり時間。

寝たくないけど、寝ないと5時半に起きれない…そんな葛藤の中、0時前に寝る。

そして朝爆音の同期の目覚しで起きる。

そんな毎日でした。

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